夜に駆ける
詞:Ayase
曲:Ayase
歌:ikura
原作:「タナトスの誘惑」(星野舞夜 著)
https://monogatary.com/story/33826
沈むように溶けてゆくように
二人だけの空が広がる夜に
「さよなら」だけだった
その一言で全てが分かった
日が沈み出した空と君の姿
フェンス越しに重なっていた
初めて会った日から
僕の心の全てを奪った
どこか儚い空気を纏う君は
寂しい目をしてたんだ
いつだってチックタックと
鳴る世界で何度だってさ
触れる心無い言葉うるさい声に
涙が零れそうでも
ありきたりな喜びきっと二人なら見つけられる
騒がしい日々に笑えない君に
思い付く限り眩しい明日を
明けない夜に落ちてゆく前に
僕の手を掴んでほら
忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も
抱きしめた温もりで溶かすから
怖くないよいつか日が昇るまで
二人でいよう
君にしか見えない
何かを見つめる君が嫌いだ
見惚れているかのような恋するような
そんな顔が嫌いだ
信じていたいけど信じれないこと
そんなのどうしたってきっと
これからだっていくつもあって
そのたんび怒って泣いていくの
それでもきっといつかはきっと僕らはきっと
分かり合えるさ信じてるよ
もう嫌だって疲れたんだって
がむしゃらに差し伸べた僕の手を振り払う君
もう嫌だって疲れたよなんて
本当は僕も言いたいんだ
ほらまたチックタックと
鳴る世界で何度だってさ
君の為に用意した言葉どれも届かない
「終わりにしたい」だなんてさ
釣られて言葉にした時
君は初めて笑った
騒がしい日々に笑えなくなっていた
僕の目に映る君は綺麗だ
明けない夜に溢れた涙も
君の笑顔に溶けていく
変わらない日々に泣いていた僕を
君は優しく終わりへと誘う
沈むように溶けてゆくように
染み付いた霧が晴れる
忘れてしまいたくて閉じ込めた日々に
差し伸べてくれた君の手を取る
涼しい風が空を泳ぐように今吹き抜けていく
繋いだ手を離さないでよ
二人今、夜に駆け出していく
2020/5/19
2020/5/3
【歌詞】生きるってなんだよ
生きるってなんだよ
詞:午後ティー
曲:午後ティー
なぁ 「生きる」ってなんだよ
「根腐れした生活との心中を夢見て止まない」
そんな歌を書く 退屈で自慰的な日々だ
失うものなんてない 強いて言えばこの命くらい
情けない 三十で死にたい
喜怒も哀楽も邪魔だな もう窓から捨てたい
僕は空っぽであるべきだ
じゃないとまた泣いてしまう
惨めな現状に
壊してしまえよ
僕のこの感傷を 音楽を 理想の未来を
声を 言葉を 愛憎の記憶を
譲れないものも守りたい存在もないような人生を
なぁ 「生きる」ってなんだよ
夕焼けの部屋に焼死体は僕一人だ
死にたい理由が天井に焼け付いたまんまだ
僕が歌を歌えば たちまち灰になって消えた
だからもう これで最後にしたい
春ももうすぐか 嫌だな
ねぇ 風の隨に
僕も攫ってくれないか
じゃないとまた気付いてしまう
己の無価値さに
美しいものは総じて一瞬だ
じゃあ僕は不老不死かもな
冬の夕日も黎明の夜明けも朝焼けも刹那
花も雨も四季も風景も同様だ
もう みなまで言うなよ
「負けるが勝ち」っていうのは勝者の甘言だ
肥大した自嘲は敗者の後遺症
好きで握ったペンやギターは僕を刺すナイフ 成れの果て
己が血を啜るその先に幸福はないぜ
「いつか」って言葉が嫌いでしょうがねぇ
今んなって足掻いても僕には「それ」しかないのに
死なば諸共だ
くらえ この絶唱を
来世では笑っていたいよ
それだけでいいや
望めば損すんだ 大抵は
知ってんだ
壊してしまえよ
僕のこの感傷を 音楽を 理想の未来を
声を 言葉を 愛憎の記憶を
譲れないものも守りたい存在もないような人生を
腐った性根を
「花は散るから愛されるのよ」
いずれ死ぬ僕は愛に飢えた
なりたいもんにもなれねぇと悟って枯れたんだ
桜の咲いた庭を眺めて呟いていました
「生きるってなんだろう」
「生きるってなんだよ」
詞:午後ティー
曲:午後ティー
なぁ 「生きる」ってなんだよ
「根腐れした生活との心中を夢見て止まない」
そんな歌を書く 退屈で自慰的な日々だ
失うものなんてない 強いて言えばこの命くらい
情けない 三十で死にたい
喜怒も哀楽も邪魔だな もう窓から捨てたい
僕は空っぽであるべきだ
じゃないとまた泣いてしまう
惨めな現状に
壊してしまえよ
僕のこの感傷を 音楽を 理想の未来を
声を 言葉を 愛憎の記憶を
譲れないものも守りたい存在もないような人生を
なぁ 「生きる」ってなんだよ
夕焼けの部屋に焼死体は僕一人だ
死にたい理由が天井に焼け付いたまんまだ
僕が歌を歌えば たちまち灰になって消えた
だからもう これで最後にしたい
春ももうすぐか 嫌だな
ねぇ 風の隨に
僕も攫ってくれないか
じゃないとまた気付いてしまう
己の無価値さに
美しいものは総じて一瞬だ
じゃあ僕は不老不死かもな
冬の夕日も黎明の夜明けも朝焼けも刹那
花も雨も四季も風景も同様だ
もう みなまで言うなよ
「負けるが勝ち」っていうのは勝者の甘言だ
肥大した自嘲は敗者の後遺症
好きで握ったペンやギターは僕を刺すナイフ 成れの果て
己が血を啜るその先に幸福はないぜ
「いつか」って言葉が嫌いでしょうがねぇ
今んなって足掻いても僕には「それ」しかないのに
死なば諸共だ
くらえ この絶唱を
来世では笑っていたいよ
それだけでいいや
望めば損すんだ 大抵は
知ってんだ
壊してしまえよ
僕のこの感傷を 音楽を 理想の未来を
声を 言葉を 愛憎の記憶を
譲れないものも守りたい存在もないような人生を
腐った性根を
「花は散るから愛されるのよ」
いずれ死ぬ僕は愛に飢えた
なりたいもんにもなれねぇと悟って枯れたんだ
桜の咲いた庭を眺めて呟いていました
「生きるってなんだろう」
「生きるってなんだよ」
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