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2020/4/5

『でも、死があるからこそ、生が尊い。』

『でも、明日にでも死ぬかもしれない。
 人の命は儚くて、予想もしない事故や病気でも簡単に死ぬ。
 でも、死があるからこそ、生が尊い。
 明日死ぬかもしれないから、今日を精一杯生きる。
 そうして生きれば、きっと後悔の少ない人生にできると思った。』

-- 悪役令嬢ですが、感染症対策がんばります!「53、カニかまを思いつきました。」

2020/3/31

『ただひたすらに、誰かからの愛情を得たかったし、誰かに愛情を注いでみたかった。』

『ただひたすらに、誰かからの愛情を得たかったし、誰かに愛情を注いでみたかった。』

-- 転生した悪役令嬢は復讐を望まない「17.(過去)悪役令嬢の願い事」

2020/1/23

『水もやらず、日の元にも出さず、ただ枯れるまで待てばいい。自分ではどうにも出来ないのなら、時間に解決して貰うしか無いだのから。』

『──自分の気持ちを自覚して、十日ほど経っただろうか。

 あれほど混乱して、恐怖して、消し去りたい消えてしまいたいと思ったのに、
 ときが経てば僅かながらでも冷静になるものだ。
 マリンに泣き付いて吐露した思いに嘘は無いけれど、
 だからといってどうにも出来ないなら認めるしかない。
 今ではもう、根を張り花咲いている場所が分かっているなら、
 後はそれを誰にも見られない様に気を付ければいいとまで思っている。

 水もやらず、日の元にも出さず、ただ枯れるまで待てばいい。
 自分ではどうにも出来ないのなら、時間に解決して貰うしか無いだのから。』

-- 今度は絶対に邪魔しませんっ!「94.会いたい理由」

2020/1/3

『怖がらなくてもいい。怖いということは、楽しいということでもあるんだから。』

『雄大な空。透き通った視界。そして、根源から沸き立つような生理的な恐怖。
 どうしてこの感覚を忘れていたのだろう。
 恐怖を楽しむことすらも忘れてしまえば、
 恐怖で人を楽しませることなんてできやしない。

 怖がらなくてもいい。怖いということは、楽しいということでもあるんだから。
 恐怖と向き合うことは、辛いことばかりではない。
 呑み込んでしまえば良いのだと、わたし自身に、言い聞かせるように。』

-- ホラー女優が天才子役に転生しました ~今度こそハリウッドを目指します!~「Theater9 青空⇒cherry tree/In the dark:scene3」

2020/1/1

『ここで泣けないというのなら、何処でもいい、必ず泣いておけ。吐き出しておかないと、いずれ―――心が膿む。』

『ここで泣けないというのなら、何処でもいい、必ず泣いておけ。
 吐き出しておかないと、いずれ―――心が膿む。』

-- その悪役令嬢、音楽家を目指す!〜恋愛音痴でごめんなさい。バイオリンが恋人です!〜「【月ヶ瀬穂高】光と闇の『ヴォカリーズ - Vocalise - 』 上」

2019/11/20

『自分ではない誰かの手で幸せになるくらいなら、いっそ不幸であって欲しい。』

『不幸せになどなって欲しくない。
 いつも穏やかに、笑っていて欲しい。時々、怒ったり、拗ねたり、呆れたりして。
 そもそも、こんなことになる以前から、彼女の幸せを誰よりも強く願っていた。

 しかし――
 自分ではない誰かの手で幸せになるくらいなら、いっそ不幸であって欲しい。
 そんなことを思ってはならないというのに、
 じくじくと痛む胸の奥には醜い望みがあった。
 汚らしく、暗い願いを消すことが出来なかった。』

-- 王女様に婚約を破棄されましたが、おかげさまで幸せです。「25いっそ不幸であって欲しい<ハロルド>」

2019/11/17

『あの頃に戻れたら良いのに。』

『心から今、思う。
 あの頃に戻れたら良いのに。そうすればこんなに思い煩うことも無かっただろうに。
 それでも、あの平和な頃に戻ることなど出来ない。
 ならばもう、足掻けるだけ足掻くしかなかった。』

-- 婚約破棄の行方「8」

『幸せだった過去を投影しては、惨めな今の自分を比べて、嘆いていた。』

『ずっと好きな人と一緒に居られると思ってた。
 おとぎ話に出てくるお姫様みたいになれるんだと疑っていなかった。
 それなのに、ある日突然その世界は壊れた。
 夢のような泡沫の世界で私は独りで溺れていた。
 幸せだった過去を投影しては、惨めな今の自分を比べて、嘆いていた。』

-- 嫌われ令嬢の余生「第1章」

2019/10/28

「ですがその数十分後もまた変わらず同じ人を好きになる事を繰り返して紡いでいく。だからこそ愛は儚く、また尊いのですわ」

「そうですわね………例えば人が好きな異性の前で永遠の愛を誓ったとしてその愛はどの位の期間その者を変わらず愛し続ける事が出来るかご存知ですか?」

『永遠と誓っているんだから死ぬまでなんじゃねぇのか?』


「数十分ですわ」


『………は?』


「残念ながら事実ですわ。ですがその数十分後もまた変わらず同じ人を好きになる事を繰り返して紡いでいく。だからこそ愛は儚く、また尊いのですわ」


-- 転生悪役令嬢は闇の秘密結社を作る「数十分ですわ」

2019/10/27

『人は脆く儚い生き物である――故にその生き様は尊く美しい。』

『人は脆く儚い生き物である――故にその生き様は尊く美しい。』

2019/9/4

『私たちの今は、歌みたいに綺麗なんかじゃない。もっとドロドロしていて汚くて、ゴロゴロとした足元は居心地も悪い。』

『青春の夢と希望を歌う歌詞は、嘘くさくて苦手だ。
 私たちの今は、歌みたいに綺麗なんかじゃない。
 もっとドロドロしていて汚くて、ゴロゴロとした足元は居心地も悪い。
 たった一言の『いいね』ですら、喜んだり悲しんだり、
 拗ねたり嫉んだり、憎みさえしてしまう。

 心は自分のもののはずなのに自分ではちっとも制御できなくて、
 勝手に荒れ狂って嵐になる。

 だけど、この一瞬に重なった声は真実だ。
 まぎれもない、事実だ。きっと私は忘れない。』

-- 神様のドS!! <逆行をしたけれど逆転は望まない元悪役令嬢は穏やかに暮らしたい>「69.中等部二年 文化祭 1」

2019/8/26

『星はすべてのものに、ひとしく光を降りそそいでる。』

『今が夜で、夜が暗いことには変わらない。
 ……だけど私たちは、今ここで同じ光のあたる場所にいるよ。
 星はすべてのものに、ひとしく光を降りそそいでる。そして見上げたものだけが……、
 ――この輝きに気づけるの。』

-- デッドエンドな未来は受け入れたので、麗しの王国で『悪役令嬢』満喫します!「
22 私は、夜空を見上げました」

2019/7/24

『いつか、あなたの言葉に結構傷ついてたんだよと笑って話せたらいいな。』

『彼には恋人(のような人)がいるから、想いは伝えないと決めた。
 けど、伝えたくないわけじゃない。
 いつか、あなたの言葉に結構傷ついてたんだよと笑って話せたらいいな。』

--誰か!悪役令嬢の私に攻略対象との縁切り方を教えて下さい! 「30・1見えない顔」

2019/7/20

『あとはただ――砕けて壊れるだけ。』

『人の心は、水面のようなものです。
 刺激があればそこに波が立ち、僅かな動きで揺らめくのです。
 時には荒れる海原のように、時には穏やかな湖面のように。
 ならば私の心は、今まさに凍りついているのでしょう。
 波立つこともなければ、揺らめくこともありません。
 あとはただ――砕けて壊れるだけ。』

--公爵令嬢は騎士団長(62)の幼妻 「戦争編:虚無」

2019/6/26

『面倒なことに恋ってものは人を欲張りにさせるらしい。』

『面倒なことに恋ってものは人を欲張りにさせるらしい。』

--私、聖女。魔王の城で居候してます。 「聖女、お菓子を作る。」

2019/6/14

『そうすれば、こんな小さなことで泣きたくなることも、なくなるのかもしれない。』

『どうすれば、強くなれるのだろうか。
 どうすれば、何者にも侵されない自分というのが出来るのだろうか。

 強くなったら、悲しまなくて済むかもしれない。
 何物にも侵されないほどの精神力をもっていれば、
 何事にも動じなくなるのかもしれない。
 そうすれば、こんな小さなことで泣きたくなることも、なくなるのかもしれない。』

--梔子のなみだ 「第一王女の苦悩」

2019/5/29

『取り乱して、涙の一つも流せば何かが変わったのかしら。』

『本当は止めてほしかったのに。
 愛していると一言言ってくれるだけで、私の痛みは癒されたのに。
 渇きがひどい。
 手を伸ばして。叫んだ。ずっと言えなかったこと。
 捨てないで、私を。愛して。仕方ないと諦めないで。
 取り乱して、涙の一つも流せば何かが変わったのかしら。
 はしたないからと、感情を殺して生きてきた。
 荒れ狂う感情の波。
 荒れ狂う海に放り出されて、一人では息をすることもできない―――。』

--妹に婚約者を譲れと言われました 「25 目覚め」

『ただ、そんなこともあったと切り捨てるには、私の傷はまだ生々しすぎた。』

『ただ、そんなこともあったと切り捨てるには、私の傷はまだ生々しすぎた。』

--妹に婚約者を譲れと言われました 「38 過去のこと」

『私はただ―――誰も味方のいない人生に疲れ切っていたのだ。』

『私はただ―――誰も味方のいない人生に疲れ切っていたのだ。』

--妹に婚約者を譲れと言われました 「38 過去のこと」

2019/4/30

『ただ―――――私の祈りだけが此処にある。』

『私は神を信じない。
 神など何処にもいない。
 ただ―――――私の祈りだけが此処にある。』

--なんちゃってシンデレラ【WEB版】 「閑話 侍女と大司教」