太陽の西
2019/11/17
『幸せだった過去を投影しては、惨めな今の自分を比べて、嘆いていた。』
『ずっと好きな人と一緒に居られると思ってた。
おとぎ話に出てくるお姫様みたいになれるんだと疑っていなかった。
それなのに、ある日突然その世界は壊れた。
夢のような泡沫の世界で私は独りで溺れていた。
幸せだった過去を投影しては、惨めな今の自分を比べて、嘆いていた。』
-- 嫌われ令嬢の余生「第1章」
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