2019/2/6

『君は悲劇で終わらせるために、あの旅をしていたの?』

『君は悲劇で終わらせるために、あの旅をしていたの?
 あれは世界を救う旅だったんじゃないの?』

--絶園のテンペスト 「第十三幕:夢の理」

『ああ、苦しくてたまらない。』

『ああ、苦しくてたまらない。
 あんなに苦しむ人たちを見ていると。
 素晴らしい船、きっと立派な人たちが乗っていたのだわ。
 それが粉々に砕けて...』

--William Shakespeare 「Tempest」

『だとしたら、残されるものも悲しみでしかない。』

『それも復讐劇だろう。だったら悲劇で終わらなきゃおかしいじゃねえか。
 悲しみは悲しみでしか打ち消すことができない。
 だとしたら、残されるものも悲しみでしかねえだろう。』

--絶園のテンペスト 「第十三幕:夢の理」

『ささやかな一生を締めくくるのは眠りなのだ。』

『我々は、夢と同じ糸で織りあげられている。
 ささやかな一生を締めくくるのは眠りなのだ。』

--William Shakespeare 「Tempest」

『ああ、あの叫びが胸を打つ。かわいそうに、みんな溺れてしまった。』

『ああ、あの叫びが胸を打つ。かわいそうに、みんな溺れてしまった。
 私がもし力のある神様だったら、海なんか陸の下に沈めてしまったのに。
 そして、立派な船も乗っていた人たちも、海に飲み込ませはしなかった。』

--William Shakespeare 「Tempest」

『許しても許さなくても、過ぎたことで何か変わるわけではないのでしょう。』

『お互いの思い出に、過ぎ去った悲しみの重荷を負わせるのはよしましょう。
 許しても許さなくても、過ぎたことで何か変わるわけではないのでしょう。』

--William Shakespeare 「Tempest」

『これが、ぼくに与えられた役だというのなら。』

『空気の精霊か、それとも醜い怪物か。
 あの物語の登場人物の誰なのかはわからないけど、
 これが、ぼくに与えられた役だというのなら。』

--絶園のテンペスト 「第九幕:彼氏」