2019/7/20

『あとはただ――砕けて壊れるだけ。』

『人の心は、水面のようなものです。
 刺激があればそこに波が立ち、僅かな動きで揺らめくのです。
 時には荒れる海原のように、時には穏やかな湖面のように。
 ならば私の心は、今まさに凍りついているのでしょう。
 波立つこともなければ、揺らめくこともありません。
 あとはただ――砕けて壊れるだけ。』

--公爵令嬢は騎士団長(62)の幼妻 「戦争編:虚無」

2019/7/17

【歌詞】M / プリンセス プリンセス

M

詞:富田京子
曲:奥居香
歌:プリンセス プリンセス
『Diamonds』収録


いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに

心だけ立ち止まったまま

あなたのいない右側に
少しは慣れたつもりでいたのに
どうしてこんなに
涙が出るの
もう叶わない想いなら
あなたを忘れる勇気だけ

欲しいよ
(You are only in my fantasy)
今でも覚えている
あなたの言葉肩の向うに
見えた景色さえも
So once again
(Leavin' for the place without your love)
星が森へ帰るように
自然に消えて ちいさな仕草も
はしゃいだあの時の私も

いつも一緒にいたかった
となりで笑ってたかった
季節はまた変わるのに
心だけ立ち止まったまま

出会った秋の写真には
はにかんだ笑顔 ただ嬉しくて
こんな日がくると思わなかった
Ah 瞬きもしないで
あなたを胸にやきつけてた

恋しくて
(You are only in my fantasy)
あなたの声 聴きたくて
消せないアドレスMのページを
指でたどってるだけ
So once again
(Leavin' for the place without your love)
夢見て目が覚めた
黒いジャケット後ろ姿が
誰かと見えなくなっていく

So once again
(You are only in my fantasy)
星が森へ帰るように
自然に消えて ちいさな仕草も
いつまでも あなたしか見えない
私も

2019/7/2

【歌詞】Lemon / 米津玄師

Lemon

詞:米津玄師
曲:米津玄師
歌:米津玄師
『Lemon』収録


夢ならばどれほどよかったでしょう
未だにあなたのことを夢にみる
忘れた物を取りに帰るように
古びた思い出の埃を払う

戻らない幸せがあることを
最後にあなたが教えてくれた
言えずに隠してた昏い過去も
あなたがいなきゃ永遠に昏いまま

きっともうこれ以上 傷つくことなど
ありはしないとわかっている

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた あなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
今でもあなたはわたしの光

暗闇であなたの背をなぞった
その輪郭を鮮明に覚えている
受け止めきれないものと出会うたび
溢れてやまないのは涙だけ

何をしていたの 何を見ていたの
わたしの知らない横顔で

どこかであなたが今 わたしと同じ様な
涙にくれ 淋しさの中にいるなら
わたしのことなどどうか 忘れてください
そんなことを心から願うほどに
今でもあなたはわたしの光

自分が思うより
恋をしていたあなたに
あれから思うように
息ができない
あんなに側にいたのに
まるで嘘みたい
とても忘れられない
それだけが確か

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ
そのすべてを愛してた あなたとともに
胸に残り離れない 苦いレモンの匂い
雨が降り止むまでは帰れない
切り分けた果実の片方の様に
今でもあなたはわたしの光

2019/6/26

『面倒なことに恋ってものは人を欲張りにさせるらしい。』

『面倒なことに恋ってものは人を欲張りにさせるらしい。』

--私、聖女。魔王の城で居候してます。 「聖女、お菓子を作る。」

【歌詞】まちがいさがし / 菅田将暉

まちがいさがし

詞:米津玄師
曲:米津玄師
歌:菅田将暉
『まちがいさがし』収録


まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う

ふさわしく 笑いあえること
何故だろうか 涙がでること

君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ
その日から何もかも 変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな 深い春の隅で
退屈なくらいに何気なく傍にいて

間違いだらけの 些細な隙間で
くだらない話を くたばるまで
正しくありたい あれない 寂しさが
何を育んだでしょう

一つずつ 探し当てていこう
起きがけの 子供みたいに

君の手が触れていた 指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で
君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ

君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ
その日から何もかも 変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな 深い春の隅で
誰にも見せない顔を見せて

君の手が触れていた 指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で
君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ

2019/6/14

『そうすれば、こんな小さなことで泣きたくなることも、なくなるのかもしれない。』

『どうすれば、強くなれるのだろうか。
 どうすれば、何者にも侵されない自分というのが出来るのだろうか。

 強くなったら、悲しまなくて済むかもしれない。
 何物にも侵されないほどの精神力をもっていれば、
 何事にも動じなくなるのかもしれない。
 そうすれば、こんな小さなことで泣きたくなることも、なくなるのかもしれない。』

--梔子のなみだ 「第一王女の苦悩」

2019/6/5

【歌詞】だから僕は音楽を辞めた / ヨルシカ

だから僕は音楽を辞めた

詞:n-buna
曲:n-buna
歌:ヨルシカ
『だから僕は音楽を辞めた』収録


考えたってわからないし
青空の下、君を待った
風が吹いた正午、昼下がりを抜け出す想像
ねぇ、これからどうなるんだろうね
進め方教わらないんだよ
君の目を見た 何も言えず僕は歩いた

考えたってわからないし
青春なんてつまらないし
辞めた筈のピアノ、机を弾く癖が抜けない
ねぇ、将来何してるだろうね
音楽はしてないといいね
困らないでよ

心の中に一つ線を引いても
どうしても消えなかった 今更なんだから
なぁ、もう思い出すな

間違ってるんだよ
わかってないよ、あんたら人間も
本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ
正しいかどうか知りたいのだって防衛本能だ
考えたんだ あんたのせいだ

考えたってわからないが、本当に年老いたくないんだ
いつか死んだらって思うだけで胸が空っぽになるんだ
将来何してるだろうって
大人になったらわかったよ
何もしてないさ

幸せな顔した人が憎いのはどう割り切ったらいいんだ 
満たされない頭の奥の化け物みたいな劣等感

間違ってないよ
なぁ、何だかんだあんたら人間だ
愛も救いも優しさも根拠がないなんて気味が悪いよ
ラブソングなんかが痛いのだって防衛本能だ
どうでもいいか あんたのせいだ

考えたってわからないし
生きてるだけでも苦しいし
音楽とか儲からないし
歌詞とか適当でもいいよ
どうでもいいんだ

間違ってないだろ
間違ってないよな
間違ってないよな

間違ってるんだよ わかってるんだ
あんたら人間も
本当も愛も救いも優しさも人生もどうでもいいんだ
正しい答えが言えないのだって防衛本能だ
どうでもいいや あんたのせいだ

僕だって信念があった
今じゃ塵みたいな想いだ
何度でも君を書いた
売れることこそがどうでもよかったんだ
本当だ 本当なんだ 昔はそうだった

だから僕は
だから僕は音楽を辞めた