『本当に......暖かかった。あの暖かさがあんたの強さなんだって、そう思った。』
「......俺の、強さ?」
『だってそうだろう、あんたがいてくれて助けられたって言ってるのが......
ここにいるんだから。』
「......だが、過去のあやまちは消えない。」
『消えなくても、いいんだと思う。だからこそ得られる強さが、きっとある。
強さて、傷つけることじゃないだろう。
傷つけるだけなら、そんなのはただの暴力だ。
誰も、守ったりなんかできない。』
--Lamento -BEYOND THE VOID-