2018/12/23

【歌詞】Rain / 秦基博

Rain

詞:大江千里
曲:大江千里
歌:秦基博
『言ノ葉』収録


言葉にできず 凍えたままで
人前ではやさしく生きっていた
しわよせで こんなふうに雑に
雨の夜にきみを抱きしめてた

道路わきのビラと壊れた常夜燈
街角ではそう たれもが急いでた
きみじゃない 悪いのは自分の激しさを
かくせないぼくのほうさ

Lady きみは雨にけむる
すいた駅を少し走った

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるきみが消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちにきみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ

別々に暮らす 泣きだしそうな空を
にぎりしめる強さは今はもうない
変わらずいる心のすみだけで 傷つくような
きみならもういらない

Lady きみは雨にぬれて
ぼくの眼を少し見ていた

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
口笛ふくぼくがついてく
ずいぶんきみを知りすぎたのに
初めて争って夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ

肩が乾いたシャツ改札を出る頃
きみの町じゃもう雨は小降りになる
今日だけが明日に続いてる
こんなふうに きみとは終われない

Lady きみは今もこうして
小さめの傘もささずに

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
しぶきあげるきみが消えてく
路地裏では朝が早いから
今のうちにきみをつかまえ
行かないで 行かないで
そう言うよ

どしゃぶりでもかまわないと
ずぶぬれでもかまわないと
口笛ふくぼくがついてく
ずいぶんきみを知りすぎたのに
初めて争って夜のように
行かないで 行かないで
そう言うよ

2018/12/2

【歌詞】夢みたあとで / GARNET CROW

夢みたあとで

詞:AZUKI 七
曲:中村由利
歌:GARNET CROW
『夢みたあとで』収録


朝が来るたび君のことを想う
一日の始まりさえも切なくて
二度と戻れない? 無邪気な二人
ただ傍にいれば幸せだった

時が経つことに怯えて泣いてた
変わりゆく人の心に

望まなければ失わないのに
求めずにはいられないよ
どんな未来がこの先にあっても

ユメヲミタアトデ
君はまだ遠くて
気持ちだけ先走って空回り
花の雨が降るこの道は変わらず
腕を絡め歩きたいな

ケンカして疲れてもまた会える
そんな日はいつまで続くかな

時々感情持って生まれてきたこと
憂鬱にさえ思ってしまう

舞い上がって旅立って遠くまできたな
寂しい夜に思い出すのは
愛した人より愛された日々

ユメヲミタアトデ
解き放つ窓の向こう
目の前で分かれゆく風の音
通り過ぎたあとの静寂に降る太陽
優しすぎて愛しさ増す

ユメヲミタミタイ
今君に届かない
愛のない言葉なんて響かない
ほんの少し離れて見守るような君に
迷いながら微笑んでる

君はまだ遠くて
気持ちだけ先走って空回り
コワレユクようにながい夢みたあとで
and yet…
There will still be love in this world.

2018/11/19

【歌詞】名前のない空腹 / TRUE

名前のない空腹

作詞:唐沢美帆

作曲:柴山太朗
歌:TRUE
『Another colony』収録


太陽が生まれたあの日に

私の愛はたぶん
死んでしまったんだ

唇にのせた瞬間に

溶けてしまう
甘いアイスみたく容易い

さようならもういらない

君の為に吐いた嘘がまわる

冷めてしまった身体は

孤独を食べ尽くして
名前のない空腹に彷徨うばかり
もう全部 全部 終わればいい
君のいない世界は
生きる価値もないのかも
残酷なくらいに味気ない

悲しみは喉の奥で

透明なふりをする
野放しな想いが
途方のない時を噛み砕く

絶望に捕食されて

醜い私の愛も生まれ変われ

高い高い空を見上げ

太陽を飲み込んだ
熱くて優しくて
泣きたくなったんだ

冷めてしまった身体は

孤独を食べ尽くして
名前のない空腹に彷徨うばかり
もう全部 全部 終わればいい
君のいない世界は
生きる価値もないのかも
残酷なくらいに

飢えてしまった愛情に

震える手を伸ばして
細胞一つかじった
際限のない欲望

太陽に恋をした

一人ぼっちの怪物

2018/11/13

昨日、久々に夢を見ました。
あの人の夢を......

列車に乗り遅れた私たち。
隣に座った君が私の肩に頭を寄りかかる。
私は微笑みながら目を閉じた。

涙が出るほど嬉しくて、同時に悲しんだ。
このような感情、どれくらい味わっていないんだろうか。

私の心、まだ生きているんだろうか。
私はちゃんと前に進んでいるんだろうか。
どうして誰も愛することができないんだろうか。
このままひとりで生きるしかないんだろうか。

寂しすぎて今でも泣きそう。

2018/11/11

『あたしは変わりたい。なのに、嘘をついたのは、きっとあたしも寂しいからだ。』

『あたしは変わりたい。
 なのに、嘘をついたのは、きっとあたしも寂しいからだ。』

--やがて君になる 「第6話:言葉は閉じ込めて

『だから、好きを持たない君が、世界で一番優しく見えた。』

『好きって、暴力的な言葉だ。
 こういうあなたが好きって、こうじゃなくなったら、
 好きじゃなくなるってことでしょう?
 好きは束縛する言葉。
 だから、好きを持たない君が、世界で一番優しく見えた。』

--やがて君になる 「第6話:言葉で閉じ込めて

『例えば、わたしを見て嬉しそうにするこの人を......可愛いと、思えるようになりたい。』

『例えば、わたしを見て嬉しそうにするこの人を......
 可愛いと、思えるようになりたい。』

--やがて君になる 「第6話:言葉は閉じ込めて

『ひとりじゃないけど、心臓が選んでくれたらいいのに。』

『わたしだって、ひとりじゃないもん。
 ひとりじゃない。
 ひとりじゃないけど、心臓が選んでくれたらいいのに。
 選んでくれたら......』

--やがて君になる 「第5話:続・選択問題

2018/11/5

『思うがままに、心のままに生きなさい。お前が選んだ道を、精一杯歩きなさい。』

『思うがままに、心のままに生きなさい。
 お前が選んだ道を、精一杯歩きなさい。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『たとえ、世界が君を殺しても、僕は君を忘れないから。』

『たとえ、世界が君を殺しても、僕は君を忘れないから。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『俺の気持ち、心もでは動かせない。それだけは、最後まで俺のものだ。』

『けど、例えお前が俺を殺したとしても、
 俺の気持ち、心もでは動かせない。
 それだけは、最後まで俺のものだ。
 お前にも殺せない......絶対に。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『悲しむことも、怒ることも、誰かを愛しいと思う気持ちも......余計なものなんて何ひとつない。』

『悲しむことも、怒ることも、誰かを愛しいと思う気持ちも......
 余計なものなんて何ひとつない。
 その価値を否定することなんて、誰にもできない。
 例え...神であっても。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『そうするとな、愛しくてたまらない固まりだって思うんだ。』

「固まり、みたいなもんだな。」

『固まり?』

「うん。体の隅々まで知って、俺しか見たことのないような顔を知って、
 そうするとな、愛しくてたまらない固まりだって思うんだ。
 存在って言い方もできるが、もっとぎゅっと詰まった固まりだって、
 そんな風に感じる。」

--Lamento -BEYOND THE VOID-

2018/11/4

『それで、死ぬためじゃないだろう。......生きるため、だろう?』

『死ににいくんじゃない。乗り越えたいんだ。
 乗り越えて、その先に進みたい。だから走る......
 それで、死ぬためじゃないだろう。......生きるため、だろう?』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『だからこそ得られる強さが、きっとある。』

『本当に......暖かかった。あの暖かさがあんたの強さなんだって、そう思った。』

「......俺の、強さ?」

『だってそうだろう、あんたがいてくれて助けられたって言ってるのが......
 ここにいるんだから。』

「......だが、過去のあやまちは消えない。」

『消えなくても、いいんだと思う。だからこそ得られる強さが、きっとある。
 強さて、傷つけることじゃないだろう。
 傷つけるだけなら、そんなのはただの暴力だ。
 誰も、守ったりなんかできない。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『全部、ちゃんと向き合えよ。』

『全部、ちゃんと向き合えよ。
 痛くても、辛くても、苦しくても、死ぬかもしれなくても......
 傷だらけになっても、向き合ってみろよ。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『何をしても死ぬしかないなら......俺は、変化が起こる方に賭ける。』

『逃げてるよ。何もかも無駄だ、ダメなんだって。
 無駄でもなんでも、やってみなきゃわからないだろう。
 もしかしたら、何か変化が起こるかもしれない。
 けど、やらなければ何も変わらない。
 何をしても死ぬしかないなら......俺は、変化が起こる方に賭ける。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

【歌詞】Temple Of Soul / ワタナベカズヒロ

Temple Of Soul

詞:渡邊カズヒロ
曲:渡邊カズヒロ
編曲:大山曜
歌:ワタナベカズヒロ
『Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-』収録


The sun the moon the stars the twilight
The wind, a breath of life in our heart so soft...
Can life be so beautiful now peace is in the air

So why oh why am I so much in despair
The light won't reach my heart and I'm torn apart
I don't know if I could smile anymore

Won't you please tell me what was lost inside of me that day
I cry out in dark dismay
I'm covering the tears with rain red memories remain

Your the key that stops the rain, your vision still the same
But deep inside I know
Without you I'm left alone in a cage called life
Your the one that stops the pain, your love is in my veins
Forever you will live inside my temple of soul

The smile the wound the sand the heat inside
Wind blows life within our heart so slow
Yes nothing to be afraid of now peace is in the air

But why do I feel the world is so unfair
Your touch is lost, oblivion darkness and
I can not stand the solitaire

Tell me why I was left instead of you please talk to me
Can I stand up when it rains
Tears penetrate my heart with pain red memories still stay

Your the key that stops the rain, your vision still the same
But deep inside I know
Without you I'm left alone in a cage called life
Your the one that stops the pain, your love is in my veins
Forever you will live inside my temple of soul

Your the key that stops the rain, your vision still the same
But deep inside I know
Without you I'm left alone in a cage called life
Your the one that stops the pain, your love is in my veins
Forever you will live inside my temple of soul

2018/11/1

『何が正しくて、何が間違っているのか、そんなのはわかって生きてるヤツなんて誰もいない。』

『何が正しくて、何が間違っているのか、
 そんなのはわかって生きてるヤツなんて誰もいない。
 それでも、自分なりに選んでいくしかない。
 俺は、罪は誰にでもあると思う、大きさなんて関係なく。
 ......そうだろう?』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『諦めるんじゃなくて、受け入れるってやり方もあると思う。』

『諦めるんじゃなくて、受け入れるってやり方もあると思う。』

「......受け入れる?」

『うん。全部ダメだったとか、そいうことじゃなくて......
 だって、今まで通ってきた道があるから、今のあんたがいるんだろう。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『守りたいもののために何かしても、自分がいなきゃ、何もわからないだろう。』

「あんたにとっても大切なもの......守りたいものってなんだ?」

『......大切なもの?......俺は、自分自身って答える。』


「自分自身?そりゃ、自分が一番大事ってことか?」


『違う。守りたいもののために何かしても、自分がいなきゃ、何もわからないだろう。

 本当にそれでよかったのか、まずかったのか、他にどんな方法があったのか。
 考えて、感じられるのは自分がいるからこそ、だろう。だから、自分が一番大事だ。』


--Lamento -BEYOND THE VOID-

2018/10/31

【歌詞】When The End / いとうかなこ&ワタナベカズヒロ

When The End

詞:渡邊カズヒロ

曲:大山曜
編曲:大山曜
歌:いとうかなこ&ワタナベカズヒロ
『Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-』収録


so near, but so far away you'll forever be

locked within my heart, presence in the air the melody

so far but so close we stay we shall never be

lost within our hearts
the phantom star, we both will see

but when the end comes will it take it all away?

sweeping our memories, erasing time that we so much shared
when the end comes everything fade away
don't let it come undone within our hearts let it stay
even when…

in darkness we seek for light though it may never be

someday we might find the sky we long so much to see

hopeless, we still can believe

tomorrow will find it's way
to the key of life the flame within us we believe 

but when the end comes will it take it all away?

sweeping our memories, erasing time that we so much shared
when the end comes everything fade away
don't let it come undone within our hearts let it stay
even when…

reach out, out towards the distant night

engrave the seed of life in our hearts
so deep that we dream of it

fear not, the future awaits us

even if fate shall take our soul
we two shall unite as one

but when the end comes

hold you in my arms and I will take all of your pain away
hold on our memories, rebuilding time that we so much will share

the end comes

we'll find each other bound by our soul only our pain can fade away
don't let it come undone within our hearts let it stay 
even when…

2018/10/29

『諦めたらその時点で無くなるんだと思う。』

「大切なものを、ずっと無くさずにいることができるのか?」

『......わからない。無くすかもしれないし、一生大切に持っているかもしれない。』


「無くしてしまうかもしれないと思ったら、お前はどうする?」


『どうすれば無くさずに済むかーーー考える。

 それに、もし無くしたとしても、大切なものなら探す。』

「探しても、見つからなかったら?」


『それでも探す。見つかると思って探し続ける。

 というより、諦めたらその時点で無くなるんだと思う。
 だから、諦めるのが極端に言えば、死ぬときだ。』

「死ぬまで探すのか?」


『死ぬまでは諦めないってことだよ。

 もしかしたら、どこかにあるかもしれないだろう。』


--Lamento -BEYOND THE VOID-

2018/10/28

『闇は、誰も誘いはしない。ただいつもそこにあるだけだ。』

『闇は、誰も誘いはしない。
 ただいつもそこにあるだけだ。
 誰の心の中にも、等しくな。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『すべてが理に叶うことばかりであったなら、誰も苦しみはしない。』

『すべてが理に叶うことばかりであったなら、誰も苦しみはしない。 
 光あるところには影もまた…あるようにな。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

2018/10/27

『嵐の様に人を愛せたらと思うのだ。』

『嵐の様に人を愛せたらと思うのだ。
 激情のままに、恋に身を焦がせたらとーーー』

--日野ガラス 「夕陽に及ぶ」

2018/10/18

『揺ぎ無きものが必ずある。』

『揺ぎ無きものが必ずある。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

『光あらば影もまだ必ずある。』

『光あらば影もまだ必ずある。
 誰にでもあることよ。』

--Lamento -BEYOND THE VOID-

2018/10/14

『新しい恋ができたら、何が変わるのかな。』

『結婚...したかったこともあったけども、今は恋がしたい。
 誰かに恋をして、すごくすごく好きになって、
 なれたら、新しい恋ができたら、
 何が変わるのかな。』

--獣になれない私たち 「第1話:本音が言えない大人の恋が動き出す…」

2018/10/6

『意味なら辞書を引かなくでも分かるけど、私のものになってはくれない。』

『少女漫画も、ラブソングの歌詞も、
 わたしにはキラキラと眩しくて。
 でも、どうしても届かなくて。
 意味なら辞書を引かなくでも分かるけど、
 わたしのものになってはくれない。』

--やがて君になる 「第1話:わたしは星に届かない」

2018/10/2

『それが大人になるということだったとなら、不幸ではないが、ひどくつまらないことだと。』

『一生懸命は報われるとか、
 思いは必ず通じると、信じていた時期もあった。
 それがまやかしと気付いたことは、幸せなのか、不幸なのか。
 それが大人になるということだったとなら、
 不幸ではないが、ひどくつまらないことだと。』

--世界一初恋 「第1話:First impressions are the most lasting.

『あの時から、物事はまず最初に最悪の結末を考えるようになった。』

『あの時から、
 物事はまず最初に最悪の結末を考えるようになった。
 そうすれば、現実で多少傷ついたとしても、
 それが深手になることはない。』

--世界一初恋 「第1話:First impressions are the most lasting.

2018/10/1

『人は愚かです。』

『人は愚かです。
 どんな辛い痛みもいつか思い出に変えることが出来るのは人間だけですが...
 満たされた場所、手に入れたものに飽きて変化を求め始めるのも人間ならでは
 もしあの時に違う運命を選んでいたら?
 もしあの時に引き金を引かなかったら?
 過ぎた時間を勝手に美化しては思い出浸る。......愚かなことです。』

--MESSIAH Paranoia∞Paradox 「芽の出ない花壇」

2018/9/26

『対等でありたいと、ずっと思っていた。』

『女性のように甘やかされるのは嫌だった。
 対等でありたいと、ずっと思っていた。』

--MESSIAH Paranoia∞Paradox 「白薔薇に願いを」

『けれどそれは、手に入れる前よりも辛い夜の始まりだったのだ。』

『......---あの雪の日に
 ......『彼』がとても寂しそうに見えた。
 私は、彼を傷つけようとしていた。
 ......この世界で最も強烈な憎悪を向けられることを望んだ。
 そうすれば......---私は最期の時を迎えることが出来るだろうと。
 楽になれるだろうと。
 けれど......---私は彼に惹かれてしまったのだ、自分でも気付かないうちに。
 もう動かないはずのこの心臓がどうして痛むのか。
 その理由に気付いても、私はそれを認めたくなかった。
 何故なら......---私は求めたことがなかったのだ。
 あの時ほど、強く......---誰かを。
 こんなにも苦しいものかと。
 これほど辛いものなら、たった独りの夜の方がまだ楽だったのではないかと。
 ......そう思えるほどだった。
 そして私は......---彼を手に入れたと思った。
 安堵した、嬉しかった。
 けれどそれは、手に入れる前よりも辛い夜の始まりだったのだ。』

--MESSIAH Paranoia∞Paradox 「雪の中で」

【歌詞】カラカラ / サクラメリーメン

カラカラ

詞:小西透太
曲:小西透太
歌:サクラメリーメン
『QUCARIUM』収録


路地裏の子犬を見つけて 胸に風が吹いた
目指すべき道を見失い 迷子の僕のよう
最近、泣かなくなったな そういえば笑ってもいないな

撫でようとしてすぐに逃げていった その子犬の背中を見ていた

さよなら さよなら 僕も逃げ出していいか
だからって何処なら安らげるんだろう
カラカラ カラカラ 涙も出なかったよ
心はこんなに乾いてるのに

しばらく経ったら今度は急に涙が出た
止められずカラカラ泣いた 声も出さないままで
どうして夢って遠くから 見る方が美しく光るんだろう

近づくほどに形を変えていく 信じた道を疑わせるように

さよなら さよなら 追いかけていたものが
間違いだったなら教えて欲しかった
それでも明日は変わらず見えないから
もうちょっと あとちょっとって希望も消えない

ヒットチャートは歌う 君は知らないだけ どれ程成功に近づいているかを
確実に僕だって進んでいるよ ひょっとして あと…あと…あと…

カラカラ カラカラ 心に水が落ちる
涙の向こうで朝が聞こえる
さよなら さよなら 昨日に別れ告げて
涙の向こうに夜が消えてく

カラカラ…カラカラ…ここから…

2018/9/24

『俺は...暗闇で貴方を照らす月になる。』

『...大丈夫だよ。もう貴方は...独りじゃない。
 俺は...暗闇で貴方を照らす月になる。
 ...冷たい、暗い夜に貴方がもう寂しくないように。
 貴方が眠る側で...俺も眠る。
 ...目覚めた時に...すぐに抱きしめられるように、貴方に抱きしめて貰えるように。』

--MESSIAH 「Finale:ETERNAL MOON」

『...でも、その夜が永遠に終わらないんだよ、あの人は。』

『お前は夜、眠るのが怖いと思ったことないだろう?』

「そりゃ...ないよ、もう子供じゃないんだし...」


『夜がずっと続くなんてことも...考えたこともないよな?』


「さっきから何言ってるんだよ、そんなの当たり前じゃないか!

 夜は明けるに決まってるよ!」

『...でも、その夜が永遠に終わらないんだよ、あの人は。』


「...っ!?」

『...あの人の夜はもうずっと明けないんだ。』


--MESSIAH 「Finale:ETERNAL MOON」

『ただ...少し道が分からるだけだ。』

『...大切だよ、今でも。嫌いになったんじゃない、見放すんでもない。
 ただ...少し道が分からるだけだ。』

--MESSIAH 「Finale:ETERNAL MOON」

【歌詞】猫になれる薬 / 実験台モルモット

猫になれる薬

詞:谷 琢磨
曲:谷 琢磨
編曲:多ヶ谷
歌:実験台モルモット
『良い子のための感傷キセカヱ型録』収録


猫になれる薬があると風の噂で聞きました
図書館へ行って調べても情報はなし

野良猫と投身自殺の急増率が一致してるって
気付いたその日から 僕はこっそり病院を転々と

「貴方には特別に」だなんてみんなに言ってるくせにね
でも 色や柄は選べないんだって
ちょっと残念

用法容量をきちんと正しく守って
頭がくるくるしてきたら中央線にジャンプ!
思い描いた夢叶えてる人はみんな 
周りの迷惑なんて気にしない気にしない

猫になれる薬があると風の噂で知ってから
どれだけこの日を夢見たか 屋根までひとっ飛び

次はもう人間なんかに生まれてきませんように
人との距離を保ちながら にゃあにゃあと願う

辛いことなんて何もない 相互理解なんて関係ない
親や恋人や友達にも知らせに行こう

ぼく 死んだんだって

『そうずっと心に閉じ込めてきたものが溢れてーーーそして消えた。』

『そうずっと心に閉じ込めてきたものが溢れてーーーそして消えた。』

--MESSIAH 「Oratorio:ひび割れるもの

『あの時に、もう総てを失ってしまったのだからーーー。』

『多分、もう俺は泣くことはないだろう。
 辛いことなどない。
 哀しいこともない。
 苦しいこともない。
 あの時に、もう総てを失ってしまったのだからーーー。』

--MESSIAH 「Finale:SOLITUDE」

『きっと。俺が望み過ぎたんだろう。』

『きっと。
 俺が望み過ぎたんだろう。
 いなかったのだ、最初から。
 俺の側には誰もいなかったのだ。
 だから寂しくない。
 辛くない。
 全部、最初から何もなかった。
 誰もいなかった。
 そしてもう、この先もきっと俺の側には誰もいない。
 もう。
 もう誰もーーー。』

--MESSIAH 「Oratorio:喪失

『もう誰もーーー俺のことを分かってくれなくていいと思った。』

『もう。
 もう傷つきたくないと思った。
 もう誰も要らないと思った。
 もう誰もーーー俺のことを分かってくれなくていいと思った。』

--MESSIAH 「Oratorio:喪失

『たった独りで生きていくしかないんだろうか。』

『俺が間違っていたんだろうか。
 誰かと一緒にいることを望んではいけなかったんだろうか。
 俺は誰のことも求めてはいけなかったんだろうか。
 ずっと、もう、誰も、俺以外の人間を信じることも信じられることもかく、
 分かることも分かって貰うこともかく、
 たった独りで生きていくしかないんだろうか。』

--MESSIAH 「Oratorio:喪失

『それはきっと、まだ手にいれていないせいだと俺は思った。この世界で生きていくための場所を。』

『現実にいるはずなのに、現実の感覚がない。
 それはきっと、まだ手にいれていないせいだと俺は思った。
 この世界で生きていくための場所を。
 「鑑」と云う名前の、相手を繋ぎ止めるための場所をーーー。』

--MESSIAH 「Finale:THE SILENT CAGE」

『俺の弱さを知って、そしてそれを認めて欲しかったのだ。』

『誰かが誰かを憎む。
 そんな瞬間は世界中にありふれていて、
 ほんの些細なきっかけで、殺意は現実のものになる。
 決して自分を正当化したい訳じゃなかった。
 償う方法があるのなら、俺はそれに総ての時間を捧げてもいいと思っていた。
 けれど。
 こんなふうに誰かに言って欲しかった。
 俺の弱さを知って、そしてそれを認めて欲しかったのだ。』

--MESSIAH 「Oratorio:告白

『けれどあの人は俺よりももっと誰かを、何かを拒んでいる。』

『だから。
 もしかしたら、
 本当はあんな言葉を吐いた蓜島さんも同じ痛みを持っているのかも知れない。
 けれどあの人は俺よりももっと誰かを、何かを拒んでいる。』

--MESSIAH 「Oratorio:紅い薔薇の魔法

『そしてもしかして癒えるはずだった傷を、ここまで膿ませてしまった。』

『俺は、嘘の上に嘘を塗り固めるようにして生きてきた。
 遼太を失いたくないと思うばかり嘘をついて、本音をずっと隠して生きてきた。
 そしてもしかして癒えるはずだった傷を、ここまで膿ませてしまった。
 だから俺は確かめなければいけない。
 総てを知らなければいけない。
 一つの結末を作るために。』

--MESSIAH 「Oratorio:紅い薔薇の魔法

『光が眩しければ眩しい程...必ずそこには暗い影が出来る。』

『お前が信じられるものなどもう何もない。
 光が眩しければ眩しい程...必ずそこには暗い影が出来る。
 お前が望むような美しく穢れない世界は...相手を傷付けない優しいだけの感情は...
 何処にもないのだ。』

--MESSIAH 「Oratorio:断罪の宴

『君は孤独に脅えていた。』

『この世界で自分は独りだと言うように...何処にも居場所がないと言うように...
 君は孤独に脅えていた。
 満ち足りた人間が、あんな顔をするものか。
 君はあの現実から逃げたがっていた。...違うかい?』

--MESSIAH 「Oratorio:開けられた箱」

2018/9/23

『本当に何かを手に入れたいのなら...そのこと以外、見えなくなるものだ。』

『本当に何かを手に入れたいのなら...そのこと以外、見えなくなるものだ。』

--MESSIAH 「Oratorio:破裂音」

2018/9/19

『俺は多分、これから先、死ぬまで独りなのかも知れない』

『そして俺は、いつの間にか、誰も信じられなくなった。
 誰にも何も望まなくなった。
 最初はどうして自分だけか、と悲しくて、悔しくて、毎晩泣いた。
 けれど答えは見付けられなかった。
 独りで歩く冬。
 俺は多分、これから先、死ぬまで独りなのかも知れないーーーそう思い始めていた。』

--MESSIAH 「Overture:失望の薔薇」

2018/9/18

『誰がを求めたい気持ちも。誰かに求められたい気持ちも。』

『俺は多分...誰よりも貴方の気持ちが分かるよ。
 誰がを求めたい気持ちも。
 誰かに求められたい気持ちも。
 全部...俺の中にも...あるから。』

--MESSIAH 「Finale:薔薇を摘みに」

『狂ったのかもしれない、と俺は思った。』

『狂ったのかもしれない、と俺は思った。
 こんな行為は正気の沙汰じゃない。』

--MESSIAH 「Finale:薔薇を摘みに」

『これからも...きっと俺は...独りだよ...』

『俺は...また独りになったよ。
 これからも...きっと俺は...独りだよ...』

--MESSIAH 「Finale:Endless Snow」

『それが哀しくて、悔しくて、辛かった。』

『どうして。
 どうして。
 もうその言葉しか出てこない自分が、俺は悔しかった。
 俺には煌の心を変えることが出来ないのだと。
 それが哀しくて、悔しくて、辛かった。』

--MESSIAH 「Finale:Endless Snow」

『多分、俺は誰よりも残酷な人間なんだよ。』

『多分、俺は誰よりも残酷な人間なんだよ。』

--MESSIAH 「Oratorio:重ならない線」

『俺が悪かったのだ、総て。』

『俺が悪かったのだ、総て。
 きっと、抱かれれば良かったのだ。
 心などなくても。
 愛してなどーーーいなくても。
 俺は何もーーー望んではいけなかったのだ。
 罪を犯した俺が何かを望むことなだーーーあり得ないことだったのだ。』

--MESSIAH 「Oratorio:罰」

『だから俺は...お前みたいになりたかった。』

『お前は...明るくて...真っ直ぐで...誰とでもすぐに打ち解けて...本当に向日葵みたいで...
 だから俺は...お前みたいになりたかった。
 俺が持ってないもの全部...欲しくても手に入れられなかったもの全部...
 持ってるお前に...嫉妬する程憧れてた。
 羨ましかったよ...ずっと...ずっと...』

--MESSIAH 「Oratorio:罰」

『でも...それはきっと俺だけの世界でしか通用しないことだったんだろう。』

『でも...それはきっと俺だけの世界でしか通用しないことだったんだろう。』

--MESSIAH 「Oratorio:罰」

2018/9/17

『自分にはもう、あんな笑顔は見せてくれないんだろうか。』

『自分にはもう、あんな笑顔は見せてくれないんだろうか。
 あの大晦日の夜のように、優しく手を差し伸べてはくれないんだろうか。』

--MESSIAH 「Oratorio:懺悔」

『何に祈ろうとしているのか、何を祈ろうとしているのか。』

『何に祈ろうとしているのか、何を祈ろうとしているのか。』

--MESSIAH 「Oratorio:懺悔」

『多分...独りでいることに、慣れる人間なんていないと思いますよ。』

『多分...独りでいることに、慣れる人間なんていないと思いますよ。
 僕も、ずっと独りだったので分かります。
 例えば何か嬉しいことがあった時...例えば、夜中に眼が覚めた時...
 横に誰もいないと、気付いてしまうんですよね。
 ...ーーー寂しさに。』

--MESSIAH 「Overture:sorrow of snow」

『非常に滑稽で...そして哀れだ。』

『結構なことだ。立派な家族、楽しい仲間、ぬるま湯のように居心地のいい世界...
 そんな甘ったれた世界に首もで浸かって、君は生きている。
 けれど、そこに君自身の存在価値は何処にもない。
 ...つまり、君自身が出来ることは何もないと...
 自分は無力な人間だと宣言しているだけだよ。
 非常に滑稽で...そして哀れだ。』

--MESSIAH 「Oratorio:囚われる心」

『生きていけば絶対に何かに縋りたくなる時がある。』

『祈っても、何が得られるわけでもないことを俺は知っている。
 祈っても、届かない願いがあることも俺は知っている。
 けれど、生きていけば絶対に何かに縋りたくなる時がある。』

--MESSIAH 「Oratorio:神聖なる隠れ家」

2018/9/14

『優しさは痛みに。嬉しさは、苦痛と隣合わせに。』

『優しさは痛みに。
 嬉しさは、苦痛と隣合わせに。』

--MESSIAH 「Overture:臨界点」

『コップの水。』

『コップの水。
 俺と云うコップに注がれた水は、そろそろ溢れてしまいそうだった。
 だから。
 溢れる前に、何かが壊れてしまえばいいと。』

--MESSIAH 「Overture:絵馬とおみくじ」

2018/9/13

『でも、どんなおれでも、きっとあなたが好きだから。』

『ごめんなさい。
 強くなり続けられなくて、ごめんなさい。
 あなたが愛してくれるおれで居続けられなくて、ごめんなさい...
 でも、どんなおれでも、きっとあなたが好きだから。』

--鬼畜眼鏡R「END No.14」

2018/9/12

【歌詞】100万回死んだぼく / 実験台モルモット

100万回死んだぼく

詞:谷 琢磨
曲:谷 琢磨
編曲:多ヶ谷 樹
歌:実験台モルモット
『箱庭の音樂会』収録


薄汚れた路地裏の隅で、僕の心は死にました。
皆に笑われて指さされて、僕の心は死にました。
大人の期待に答えられず、僕の心は死にました。
励まされると余計に、僕の心は死にました。

-殺風景-  -蝕む棘-  -叫ぶ心臓- 
黒い夢の中、誰も会いに来てはくれなかった。

急げ!飛び乗れ!出来ない者は切り捨てられる。
誰も僕を見てなんかくれない、助けて息ができない!
綱渡り人生。喜びと悲しみの真ん中を、
危ないスピードで駆け抜ける、おバカさん猫ここにあり。

大切な人とすれ違って、僕の心は死にました。
伝えたいことが言えないまま、僕の心は死にました。

列車待つ白線ホーム。聞こえるアナウンス。
『ジブンガキライナラシンデシマエ』

消えろ!自己嫌悪!虚無を貼り合わせ出来た体は、
もがくほどに剥がれ落ちゆくけど、それでも生きて居たい!
何も信じられない。マーブル模様の嘘と本当。
孤独を捨てられず隠し持ってる、おバカさん猫ここにあり。

面倒臭がりで我が儘で、無責任で負けず嫌い。
そのくせすべてに甘えたくて、孤独や不安で爆発しそう。
失敗したくない。恥かきたくない。
惨めな思いしたくない。死にたくない。
どけ我先にと生き急ぐ階段の途中で、
1段ずつ丁寧に躓く、おバカさん猫ここにあり。

思い通りになんてならない、おバカさん猫、ここにあり。