2019/4/23

『頑張ったね、偉いねって、一度でいいから、言って欲しかった。』

『誰にも誉めては貰えなかったから。誰にも肯定しては貰えなかったから。
 両親には、否定しかされなかったから。
 頑張れていないんだと思ってた。
 頑張ってると叫びながら、心のどこかで足りないんじゃないかって。
 自分のしている事は、頑張ってるとは言わないんじゃないかって。
 怖かったのかもしれない。
 でも、それを認めたくないから、頑張ってるって怒鳴って、
 無理矢理にでも肯定してもらおうとして。

 誰かに、誉めて欲しかった。
 頑張ったね、偉いねって、一度でいいから、言って欲しかった。』

--今度は絶対に邪魔しませんっ! 「58.頑張ったね」